みなさんこんにちは,司法書士の加納です(・Ω・)ノ
今日の関東地方は軒並み夏日で1か月以上前に逆戻りしたようなポカポカ陽気です。ただ明日からまた例年に戻り,この陽気は1日限りみたいです。ここ最近,朝晩はかなり冷え込んできましたね。季節の変わり目です。お互い風邪を引かないようにしましょう。
それでは本日のテーマは,相続放棄です。
「私は遺産相続を放棄したのよ」
ドラマや漫画でおなじみのフレーズです。ご存知のとおり相続財産の一切合切をもらわないという意味で,何十億円の莫大な遺産だろうが,事業で失敗した数百億円の借金だろうが,相続放棄さえしてしまえば,莫大な遺産をもらう権利も,数百億円の借金もビタ一文払う義務も全てありません。
相続放棄を希望する方の大半は亡くなられた方に借金がある若しくはあるかもしれないという理由からだと思いますが,私が相続放棄を担当したケースでは『関わりたくないから』という理由も結構な数があります。借金しかないならそうするでしょうが,借金もなくそれなりの財産がもらえそうというケース(簡単に言えば,棚からボタ餅のケース)でも,相続放棄を希望される方が多々いらっしゃいますw( ▼o▼ )w
当事者ではない第三者からすれば,もらえるものがあるならもらっちゃえば良いのに,と思うかもしれませんが,相続というものは当事者だけにしか分からない歴史やドラマがあり,お金だけでは語り尽くせない事情・背景が存在するのです。また,その逆で借金しかないけど訳あって相続放棄ができないというケースもあり,この場合は想像を絶するいばらの道が待ち受けています。この場合は,私からは頑張ってくださいとしか言えませんが…。
いずれにしても,相続放棄をするしないに関わらず,皆さん自身が相続人になられた場合,まずは当事務所へご相談ください。皆さんの生活状況やご希望等を踏まえて,最善の方法を一緒に考えましょう。
司法書士法人長津田総合法務事務所では,相続全般に関するご相談を年中無休でお受けしております。ご実家の名義変更をしたい,親御さんから生前贈与を受けたい,遺言を作りたい,将来のために成年後見の相談をしたいなど皆さんからのご相談スタッフ一同お待ちしております。